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さかなの調理

主にゲームの感想をだらだら書きます

ときめきメモリアル4 星川真希 感想


ときメモGS2にオタクとしての洗礼を受けた私にとって、もはや開店休業を通り越して看板だけ残して潰れた店状態であろうとも「ときめきメモリアル」というタイトルは永遠の記念碑なのですが、思い入れが深いわりにやり込んでないなあということに気づいたので部屋の片隅で眠っていた本家4に手を出した次第です。


これももう8年前のタイトル、OP主題歌が今はなきアイドリング!!!であることとPSPのロードの長さにはじめから感傷が留まることを知らない。Keyを意識したであろう男性陣のキャスティングも味わい深い(学の台詞書いた人が春原の魅力をわかってなさそうなところも含めて)。

久々に手を出した上に初周なので特技も紅茶もなく、病気でバタバタ倒れながら辛くも星川さんを攻略することに成功しました。


星川さんは暖色ショートカットとちょっとずつ成長するという特性がどこかGSの主人公を思わせました。基本的になんでも自己解決できてしまうタイプで、学級委員になるときも生徒会に入るときも主人公がほぼ決断に関与してない。一方で主人公をグイグイ引っ張ってくタイプかといわれるとそうでもなく、パンチに欠ける印象でした。

全体的に星川さん本人が主人公タイプなのをあまり生かせてないシナリオだったなあと思います。それこそ彼女のほうが主人公を攻略してるのでは…? みたいな構成だと面白かったのにとも。

デート会話で印象に残ってるのは動物園。動物に癒される〜ではなく元気をもらってる! というあたり根っからの陽性だなあと。デートは失敗を恐れて無難なところを回り続けてしまうのですが、星川さんはどんなところでも楽しんでくれる子なのでもっとあちこち誘えば良かったです。


彼女のシナリオで最も印象に残ったのが告白のとき自分の気持ちをぶつけるだけぶつけて立ち去ろうとしたことでした。主人公がその想いに答えるのが当然最適解ですが、たぶん星川さんは主人公からボールが返ってこなくても自分で区切りをつけられたと思います。それは強さともいえるし、相手の気持ちへの配慮よりも自分へのけじめを重視する若干自分本位な面であるともいえる。

爆弾が非常につきやすいこともあり断定はできませんが、こういうところが本作の裏メインヒロインである大倉さんと対照的な点だと思います。自分の意思で委員になり生徒会に入り主人公を勧誘までしてくる星川さんと、主人公の入った部活のマネージャーになり、依存傾向の強い大倉さん。ただ、方向性が全く違うにも関わらずエンドを迎えなかった場合の後日談では「主人公から距離を置く」という似たような結果に終わるのは面白い。大倉さんを攻略したら改めてふたりの対比について考えたいです。


人としてはかなり尊敬できる良い子なのですが、いわゆるギャルゲーで人気の出る「嫁」タイプとは乖離しているので大倉さんの影に隠れてしまうのもやむなしかなという印象です。ただ、もう少しデートやイベントを細かく見ると掘り下げられるかなという気もします。

とき修も達成できず心残りが多かったので、一通りクリアしたらまた戻ってくると思います。


次はときメモ4個人的イチオシの語堂さんです。